ゴリ
今では、プロアスリートやボディービルダーのようなトップアスリートだけが服用するサプリメントではありません。
体のラインを整えたい方や、締まった体にしたいという方にも、効果を感じさせることができるサプリメントとして、高い評判を集めています。一方で、HMBサプリメントを使用した方の口コミで効果がないというような否定的な意見を目にすることもあります。
HMBサプリメントをトレーニングで愛用している私が、なぜHMBサプリメントに否定的な評価が付いてしまったのか解説します。

Contents
HMBサプリは効果ないと言われる理由
ゴリ
HMBサプリメントは、トップアスリートにも愛用されており、かつ科学的にもその効果が認められているサプリメントです。なぜそのような否定的な口コミや評判が付いてしまったのか、その背景を考察していきます。
①誇張表現されている
まず1つ目は、商品の効果や、キャッチコピーが誇張表現されている問題です。
「飲むだけで痩せることができる」「飲むだけで筋肉がつく」というような、キャッチフレーズだけが一人歩きしてしまい、HMBサプリメントの本来の目的、効果に着目しなまま購入される方がいらっしゃるのではないかということです。
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その結果、HMBサプリメントには効果が無いという否定的な口コミが広がったのではと考えられます。
②そもそも筋トレを続けていない
2つ目は、HMBサプリメントを服用するだけで適度な筋トレをしていない、もしくは筋トレの継続性がないことが考えられます。
HMBサプリメントの効果は、トレーニングによって破損した筋肉の修復を手助けする、筋たんぱくの合成促進効果や、トレーニングによって肥大化した筋肉をできる限り維持する、つまり筋タンパクの分解を抑制することが大きな役割になります。
つまり、前提として筋トレの効果をサポートするために存在しますので、トレーニングをしないで服用する場合は、サプリの効果が出ないことも納得できます。
HMBサプリメントを使用する際は、キャッチコピーを鵜呑みにするのではなく、筋トレのサポートや効果を高める役割であることを認識することが大切です。
③本当に効果がある製品選びを出来ていない
HMBサプリメントは数多くの商品が出回っています。しかし、商品の中には成分の配合量や、成分情報の記載が乏しいものも存在しています。正しい服用方法が記載されていない粗悪品も存在するのが現状です。
HMBサプリメントに対する正しい知識を持たず、十分な比較検討をしないまま、粗悪品を購入されてしまった場合は、トレーニングを十分に行っても効果が出にくいということは十分にあり得ます。
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HMBサプリの専門家の論文調査
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①国際スポーツ栄養学会の研究
その後、日本を含め世界各国で愛用され始めたHMBサプリメンですが、同時に多くの臨床実験が行われるようになりました。2013年に国際スポーツ栄養学会にて発表されたガイドラインではHMBサプリメンを服用する効果として、以下の4つの効果が示されるようになりました。
HMBサプリメントの効果
1.脂肪量の減少
2.筋損傷の回復
3.筋肥大の増大
4.加齢による筋肉減少の予防※国際スポーツ栄養学会(2013年)より引用
また、2015年に発表された『日本人の食事摂取基準』においても、HMBサプリメンを服用した高齢者の筋肉量の増加や、歩行力の増強が報告されています。
②アイオワ州立大学
1996年にアイオワ州立大学が初めて、HMBサプリメントの臨床実験をヒトで行いました。
その結果、HMBサプリメントの成分が筋たんぱく質が分解されてしまう動きを抑制し、かつ筋肉トレーニングや運動などによって生じる筋肉量の増加を促進する効果があることを明らかにしました。
つまり、HMBサプリメントが筋タンパク質の分解を抑え、トレーニング効果を高めることが証明されました。
③世界アンチ・ドーピング機構
HMBサプリメンは、WADA(世界アンチドーピング機関)やJADA(日本アンチドーピング機構)共に禁止リストに記載されていません。
そのため、危険な成分が入っておらず、健全なトレーニングを促進、サポートするサプリとして認められているということになります。1日の摂取量は決まっていますが、その範囲内での服用では、体に問題なく使えるという点も安心できます。
HMBサプリの嘘について(まとめ)
HMBサプリメントは、正しいトレーニングを行う方の強力なサポーターになります。
そのためにも、HMBサプリメンの役割を理解し、効果的な使用方法を使用者が理解することが大切になってきます。ご検討されている方は、ぜひ一度試してみてください。
【参考文献】
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2018/foodinfo201802ca.pdf
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41709010200200
https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/1550-2783-10-6


